中小企業はともかく、大企業は為替変動リスクを考えリスクヘッジをしているのが当然だと思っています。

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余っているお金を外貨に換えるなりしておけば、為替変動による売り上げが減少したとしても外貨で支払えば会社の基盤は揺るぎませんからね。

中小企業はこれができません。余ってるお金なんてないから。

だから今、日本経済が実は「やばい」状況にあるわけです。

トヨタなどをはじめとする大企業はリスクヘッジを行っていないわけがありません。つまり円高によって円としての売り上げが減っていても外貨を獲得しているからです。外貨をそのまま使用できる国では外貨の価値は変わりません。ドルやユーロを持っていればその国々で商売が今まで通り成り立ちます。

しかし中小企業は為替変動のリスクをもらにくらいます。円高によって海外からの資材の仕入れ値などは抑えることができたでしょうが、円高を理由に提携会社がコスト削減を求めてくるわけです。結果、中小企業は儲かりません。今、円安に振れていますが、円高になった時から中小企業にとって取引会社との取引額は円高時のままお値段据え置きとされたままのところも多いでしょう。結果、中小企業は仕入れ値の高騰により、利幅が狭まっていく一方です。

そして中小企業が倒産していくという悪い循環に陥ってしまっています。それぞれの企業の事情もあるでしょうが、中小企業、従業員あっての会社であり、日本経済です。一部の人間や企業だけが私欲を肥やすことにせいを出す状況ではないことは明らかでしょう。

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記事参考元：http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150108-00000009-cnippou-kr

安倍首相が臨時国会でカジノ法案に対して慎重な姿勢を見せ、公明党への配慮を伺わせました。これにより秋の臨時国会中でのカジノ法案成立が疑問視され、カジノ関連銘柄は総じて値を下げたようです。

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日本経済活性化のための法案が連立与党である公明党に足を引っ張られる形で進まなくなっています。いつまで公明党に配慮し続けるのでしょうか？今国会中にカジノ法案が成立しないとなると、これまでになかったカジノ法案成立の機運が再度浮上することすらなくなってしまう恐れもあります。

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勝手に景気が良くなる時代を過ごした人間は景気が悪いときの対処策を知りません。勝手に景気はよくなるんでからお金に関して深く考える機会が必要なかったということもいえます。

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しかし、日本経済の構造的な問題が明るみに出始め、国際競争力が求められる今、日本人は自国だけのことを考えていればいいという時代は終わっています。世界の中で成長するにあたってビジネスの作り方や、お金に関する考え方をきちっと身につけておく教育体制が必要となります。しかし、今の教育者の世代はそんなものを習ってきていません。何事もそうと言えばそうなんですが、自分で情報を取捨選択し自分の価値観を確立することが必要となるわけです。そのきっかけとして学校教育があればいいのですが、残念ながらお金に関する教育は全くと言っていい程行われていません。義務教育中に、投資に関する教育を受けたことがあると言う方がいれば教えて頂きたいくらいです。

日本も教育態勢から整え直す機会に迫られているということが言えるでしょう。

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政府は秋の臨時国会で地方創生やカジノを中心とする統合型リゾート施設（IR）の整備推進など、成長戦略関連の法案成立を優先させることを表明しました。

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2012年末から日経平均株価はうなぎのぼりを続け、現在小休止中とも見える日本の株式相場。

安倍政権はアベノミクスという言葉を利用しているように日本経済の活性化と成長を最優先事項として考えています。

その一方でテロ対策への準備が遅れるなど国際的に見ても治安維持に関する法整備が遅れている現状があるようです。

日本経済の活性化があってこそのリスクだとは思いますが、テロ対策やマネーロンダリングに対する規制が世界的に見ても遅れているようです。

カジノができればマネーロンダリングが懸念されますが、まずは世界基準のレベルまで法整備を行い、徹底的に取り締まる法律を作り上げていってもらいたいものです。テロ対策に関しても不法逮捕や人権侵害につながりかねないとのことですが、テロが起こってからでは遅いってのがわからないんですかね。まずは既得権益者や犯罪者の人権を過剰に守るのではなく、誰もがわかりやすい仕組を作り上げてもらいたいものです。

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東京一極化がどんどん進んでいる背景もあり、日本全体として見た時に大阪に日本経済の成長の起爆剤を持って行った方がいいのではないか？という議論があるようです。

私は関西圏、関東圏両方に住んだことがありますが、関西圏の反映は関東圏の１/４程度というのが私の実感です。

関東は主要駅を中心にほとんどの駅に商業ビルが入り、どこの駅も１つのショッピングエリアとしてなりたつほどです。

それに対して大阪は、梅田、心斎橋、難波、天王寺など、限られた駅だけが栄えているだけです。

東京一極化を避けたいのはやはり地震大国であること。これが背景にあります。

東京が大きな被害を受けた時に日本の魅力が大きく損なわれる。今はそんな状況です。

そういった背景もあり、西の大阪にカジノを作った方がいいという考えもあるのでしょう。

個人的には関西の方がカジノの雰囲気はあってると思います。

結果どうなるかはわかりませんが、オリンピックまでにカジノ開業という目標を掲げて全力で進めて行って欲しいです。

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