マカオのカジノの報道は背景ベースで判断しましょう。
マカオでカジノを運営するギャラクシーエンターテイメントの売り上げが大幅に減少しているようです。
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このサイトでは何度か紹介していますが、2014年4月現在はギャラクシーエンターテイメントは不調。
ライバルであるSJMグループは好調の兆しを見せています。
実は2014年の11月12日には全く反対の状況でした。
参考記事:マカオカジノ事業者、SJMホールディングスとギャラクシー明暗くっきり。
2014年6月頃からの中国本土の客の減少により、マカオのカジノはこぞってVIP部門の縮小と同時にマスゲーミングフロアの拡充に努めました。
2014年以前では、SJMはVIP偏重のカジノ、ギャラクシーエンターテイメントはマスゲーミングフロアよりのカジノを運営していました。
よってVIP層が離れていった時期にVIP部門の縮小、マスゲーミングフロアの拡充にマカオのカジノはこぞって動きました。
一時的に見れば、マスゲーミングフロアの拡充を行ったギャラクシーエンターテイメントが2014年11月時点では優位にありました。
しかしながらそれと同時にマカオではカジノのVIPフロアの一部でしか喫煙を認めないなどの政策を打ち出しました。
これによって何が起きるかというと、富裕層はVIPフロアでタバコも酒も自由にのみながらゲームを楽しめるという特別感にひたることができるようになりました。
つまりVIP層はVIPフロアが充実しているカジノを選択することになります。
そしてカジノに求めるものと言うのは、豪華絢爛さであるということを忘れてはいけません。
VIP部門の縮小の先に何が待っているか?
カジノに何が求められているか?
を忘れてしまっていてはいけません。
私の主観ですが、ギャラクシーエンターテイメントはマスゲーミングフロアの拡充により、他のカジノよりも優位に立ったため、本来のカジノの立ち位置を忘れ、マスゲーミングフロアの拡充をより進めていけばいいと考えていたように感じます。
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記事参考元:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150416-00010001-macau-cn