マカオを訪れる旅行客の数が２ヶ月連続で前年割れの可能性との報道が入りました。

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特に目立つのが中国本土からの個人ビザ旅行客が減少しているとのこと。同時にマカオのカジノの売り上げも低迷していますから、どれだけ中国本土から人が流れ、カジノにお金が流れていたかを裏付けることに。

マカオはある程度の旅行客数は確保できるでしょう。それはそのまま国の魅力に直結しますから、国の魅力にあった観光客数がいくらかという所が見え、同時に世界と比較した時の国の魅力度が分かることになります。

現状では韓国からの旅行客が増える一方で、中国本土、台湾、香港、アメリカ、オーストラリア、イギリス、カナダからの旅行客は減少したとのことです。

ロンリープラネットに掲載されたことで中国本土以外からの旅行者数は増加しているのかと思っていたのですが、現実はそうではないとのこと。となるとマカオのカジノのイメージは結構大きかったことになりますね。

年間を通して旅行客の集客、カジノを訪れる旅行客の集客に手を焼く一年になりそうですね。マカオの自力が試されます。

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記事参考元：http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150227-00010000-macau-cn

「マカオ政府が中国本土からの訪問制限の検討表明」という記事が流れていますが、内容が釈然としません。

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マカオ政府社会文化局の譚俊栄局長は、マカオの訪問者受け入れ能力を分析し、「多過ぎる観光客が住民の生活の質にいかに影響を及ぼしているか」を検討すると述べた。

とのことですが、この発言はどう受け取ってもマカオ市民に配慮しての言葉でしょう。この発言によって中国人のマカオ、カジノ離れが進むとは考えられません。

「訪問制限の検討」と文字通り受け取ると、マカオ側が中国本土の人間に対して、訪問に制限をかけるという意味にしかとれませんから、マカオへ中国本土の観光客を呼び込みたいというわけではなさそうです。

となると、「多過ぎる観光客が住民の生活の質にいかに影響を及ぼしているか」の発言の趣旨が分かりません。元の発言が誤訳されているのでは？と考えられますね。

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記事参考元：http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150224-00000038-bloom_st-bus_all

マカオを訪れていた中国本土のVIP客がオーストラリアへ流れているとのニュースです。

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これに関連したニュースは以前も流れましたが、数字が明らかになりました。オーストラリアのカジノ運営会社クラウン・リゾーツが経営するオーストラリアのメルボルンは収入が８６％増加。マカオに出資しているメルコ・クラウン・エンターテインメントの利益は４２％減少したとのことです。金額を明らかにしていないので元の規模が正確にはわかりませんが、オーストラリアのVIPルームは収入が増加傾向にあり、マカオのVIPルームは収入が減少傾向にあることは確かです。

さらに中国に隣接するモンゴルでもカジノを建設しようとする動きが出ているようです。

モンゴルのカジノは中国本土の北側に住む層をターゲットとしており、ロシアのカジノと並んでマカオにとってデメリットの大きい問題です。

マカオは中国本土からの客の流出が途絶えると、今後の国の政策も変わってくるほど、カジノの問題というのは大問題です。マカオはカジノに頼らない経済多角化の道を模索するように中国からも圧力をかけられています。なかなか難しい問題を抱えることになっていますね。

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記事参考元：http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150224-00000002-nna_kyodo-cn

マカオのカジノが中国本土の腐敗運動の影響を受けて、

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売上高を落としている中で、業績を上向きに更新した企業があります。その企業はサンズチャイナ社ですが、サンズチャイナ社は早くからIR型カジノを展開しており、VIPローラーの影響を比較的受けにくい体制が整っていたことが業績を伸ばせた一因としてあげられると思っています。

売り上げの内訳を見てみると、カジノは５．８％にすぎません。他のIR分野で収益を上げているわけです。実際のところ、カジノに依存しないIR型カジノのあり方がふさわしいことがわかっていてもこのような売り上げ体制を整えることは簡単なことではないはずです。

サンズチャイナ社はアメリカのラスベガスサンズグループの会社です。アメリカでのビジネスを通してカジノだけに頼るリスクを重々承知していたのでしょう。

他のカジノがすぐに真似をしようとして真似ができる数字ではないと思います。

しかし、日本は初めからこういった売り上げ内訳を目指していかなければ将来がないとよく認識しておくべきでしょう。

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記事参考元：http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150214-00010001-macau-cn

マカオの通年売上予想は４％減と予測されているそうです。

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２０１５年度下半期から新規カジノのオープンラッシュが始まる予定とのことですが、新規カジノのオープンにあわせていく顧客と言えば富裕層に他なりません。中国本土の富裕層がまたカジノに戻ってくるとマカオのカジノの売り上げも少しは復調の兆しが見えてきたということになるのでしょうか。

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記事参考元：http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150107-00010001-macau-cn