ここで思想家である内田樹氏が言われている資本主義社会が末期を迎えているとは、

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資本主義による格差の拡大により、資本を持つ側と資本を持たざる者の間に民主主義の入る余地はないということです。

結局は何も考えず惰性で生きる人間は排除されるということをいいたいわけでしょう。

最後の結びに「民主主義とグローバル資本主義は相性が悪い」と語られています。グローバル社会の中では日本国の企業ですらその本来の立ち位置をなくしてしまうためです。民主主義のものではなく、あくまで資本主義。民主主義とは観念論であって、資本主義は唯物論です。両者が相入れることがないのはこの点からも明白でしょう。

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記事参考元：http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150131-00123883-kana-l14

習近平国家主席がマカオ返還１５周年記念式典に出席したことで注目を集めていますが、面白い記事を見つけました。

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中国が最終的に望んでいるのは台湾を一国二制度下におさめること。

香港の民主化をめぐるデモに対して武力行使でデモの鎮圧化を進め、民主主義への選択肢はないと言う姿勢を見せました。マカオでも民主化を求める動きがでてきています。社会主義国の中での貧富の差の拡大を望まないためです。

これを受ける形で台湾は中国との統一を望まない民進党を選んだようです。

私は今後ますます香港、マカオでの民主主義を求める機運は高まると考えています。

一国二制度下に置かれた香港、マカオの実情を見て、台湾が民主主義を捨て、一国二制度を求める方向に走ることは考えにくいことでしょう。

マカオはこれまでカジノ税収を政府から国民に還元するという形で不満の芽を潰してきました。しかしながら今後の中国本土の動き、マカオ政府の対応を考えると、これまで通りの政策を取り続けることができるかどうかには疑問が残ります。

中国にとって香港デモの沈静化は頭の重い重い問題でしょう。民意の繁栄されない社会主義国の限界を見ている気がします。

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記事参考元：http://bylines.news.yahoo.co.jp/endohomare/20141222-00041691/