習近平国家主席がマカオ返還15周年式典で演説内容は中国本土、マカオ、香港へのメッセージ的内容。

Yahoo_ニュース_-_マカオ返還15周年で式典=崔行政長官、2期目に_(時事通信)

習近平国家主席がマカオ返還15周年式典で演説を行いました。

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崔行政長官の2期目就任式典も行われたようです。中国本土では反汚職活動、贅沢禁止令などを出す一方で中国の統治下にあるマカオはカジノで国がなりたっています。

中国は国内外問わず賭博を禁止しています。

それを踏まえた上での演説内容となっています。マカオの経済発展、社会的安定を評価する一方で「根が深い矛盾」、「発展にとってのリスク」があると述べています。

中国本土へのメッセージとも受け止めることができる内容で、今後中国本土からのマカオのカジノ訪問客へ釘を指す内容と解釈することもできます。

さらに一国二制度自体を維持し、中国の中央政府がマカオに対して「全面的統治権」を有すると明言しています。中国は共産主義国ですから、香港の民主化デモやマカオでも起こった民主化デモに対して対応を取ることはないと受け止められます。

共産主義国でも格差が広がっている現状がある中での民主化デモや民主化活動が起こるようになっています。資本主義世界の中での共産主義国の在り方が探られてくる世の中となりそうです。

さらに、

習主席は19日、香港の梁振英(りょう・しんえい)行政長官とマカオで会談し、梁長官と香港政府・警察について「勇敢に責務を果たし、香港の当面の情勢を好転させた」と述べた。

とのこと。今回のマカオ訪問では中国本土、マカオ、香港に対するメッセージが含まれたものとの印象を持ちました。

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記事参考元:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141220-00000051-jij-cn、http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141220-00000027-mai-int