岡田和生氏がFBI(アメリカ)、国税庁(日本)、ICAC(香港)に追われる真意。

米ミシシッピ州当局、岡田和生氏のスロットマシン販売免許を条件付で更新_(ロイター)_-_Yahoo_ニュース

岡田和生氏がFBI(アメリカ)、国税庁(日本)、ICAC(香港)から調査を受けています。

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岡田氏は、パチスロ機大手ユニバーサルエンターテインメント、スロット・マシーン子会社のアルゼ・ゲーミング・アメリカなどを所有する超大物です。

調査を受けるきっかけとなったのは4000万ドルの資金の流れが不確かなことをきっかけに、

2010年にフィリピンのゲーム規制当局の関係者に支払った4000万ドルの税務処理、および資金の流れについて香港の反汚職当局であるICAC(廉政公署)、FBI(米連邦捜査局)、国税庁(日本)が動いている。

とのことです。

フィリピンでのカジノ計画に対して賄賂を送ったのでは?との疑惑の目を向けられているようです。しかしながら岡田氏は、

ユニバーサルは、4000万ドルの資金の流出は、複数の同社元社員によるものだと主張している。同社の第三者委員会が設置され、資金流出問題について調査が行われた結果、同委は賄賂の証拠は認められなかったとの報告書を出した。

ただ、同時に、社内の企業統治(ガバナンス)に問題があったとも指摘。その後ユニバーサルは、送金された4000万ドルのうち、1000万ドルについて不適切な会計処理が行なわれた可能性が高いとの第三者委の指摘をふまえ、12年10─12月期の四半期報告書で会計処理を訂正するなどの対応を行っている。

とのことで、しっかりと対応を行っているように感じます。社員に足を引っ張られたのかもしれません。非常に大きな企業ですので、全社員の管理をすることは非常に困難でしょうし、今回の件が起こった背景も分からなくもありません。

しかし、元社員の行為だとしても、結果として岡田氏の有する会社にとって有利なことが行われていたのであれば疑われても仕方のないことでしょう。最後には黒に近いグレーで許されるのではないでしょうか。

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記事参考元:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150320-00000022-reut-bus_all、http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150320-00000035-reut-bus_all、http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150320-00000086-reut-bus_all

米ウィン・リゾーツ、資金洗浄法違反の疑いで調査とWSJ紙が報道

Yahoo_ニュース_-_米ウィン・リゾーツ、資金洗浄法違反の疑いで調査との報道否定_(ロイター)

資金洗浄いわゆるマネーロンダリングの問題ですが、

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カジノ当局は常に政府と資金の流れに関して情報を共有している必要があるのでしょう。

WSJ紙が報じたくらいですから何かしらの不正行為にカジノが利用された可能性はあるかもしれませんね。

日本でカジノを作るとなった時に懸念材料として持ち上がってくるのがやはり「マネーロンダリング」の問題です。

全顧客に対し身分証の提示と持参金を開示させることも必要でしょうし、カジノ側は資金の流れを全て把握するくらいの体制が必要とされるでしょう。

資金洗浄の方法はいくらでもあるのかもしれませんが、まずは入り口でできる限り防がなければいけませんね。

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