パズドラで飯を食える?技を競うもの(スキルゲーム)全てが賭博対象に!?

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アメリカから仰天のニュースが入ってきました。なんとフリースローでの戦いを賭博対象に認めてしまおうという州が現れたようです。

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米国ニュージャージ州のアトランティックシティにおいて、バスケットボールのフリースローに100万円の賞金が提供されるトーナメントゲームが開催されるとのことです。これは技術を持つもの同士が参加費として20ドルずつ支払い、賞金を「積み上げる」という賞金システムのようです。これってポーカーと一緒ですよね。ポーカーもお互いの賭け金をかけ合って賞金を積み上げていきます。

そこから一歩踏み込んだのが今回のフリースローの件です。フリースローは完全に個人の技術によるスキルゲームです。全てのスキルゲームに対してこういった賭博行為を認めていく流れが認可されてしまうようになると、いわゆるパズドラや今ではキャンディクラッシュのような無料のアプリゲームなどでも同様のことが行われるようになっていくのではないか?との懸念があるようです。

ジャンルを越えれば世界的に有名な大会は数多くあります。賞金が用意されているものも多くあります。しかし、今回の件は日本で言えば、ボーリングや麻雀でプレイヤーが賭け金を出し合って行うことを「可」とする行為で、将来的にはアプリなどのゲームにおいてもアプリとは別にプレイヤーがそれぞれ賭け金を出し合うことでゲームが成り立っていく可能性と、いわゆるプロゲーマーの出現の時代が来るかもしれないということを危惧しているようです。

プロゲーマー自体、私は賛成の立場です。その道を極めた者として私は認識しているからです。その道を極めた者が評価されることは何も仕事だけに限らず、趣味の分野や、学問の分野においても正しく評価されるのが理想だと私は考えています。それは長期的視点に立ってみればそれぞれぞの分野におけるプロの競争を促すものでありメリットが大きいことだと私は考えているからです。

むしろ私が危惧すべきは、そこに群がる人間の方でしょう。言ってみれば競馬で賭ける側の人間のことです。これらの人間をどこまで規制するのか、もしくは規制をせず全てを受け入れてしまうのかによって大きく世界のあり方は変わっていくことでしょう。

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記事参考元:http://bylines.news.yahoo.co.jp/takashikiso/20150216-00043066/