マカオの新IR施設「スタジオシティー」の開業を報じたのは3紙だけ。。。

マカオに複合リゾート施設「スタジオシティー」オープン_(AFPBB_News)_-_Yahoo_ニュース

10月28日、マカオに新しくIR施設が開業しました。

「スタジオシティー」という名称の新IR施設。

実は私、
もっと大々的に報道されると思っていました。

というのもこのスタジオシティーには
字のごとく世界初の8の字型観覧車が新設されています。
他にもバットマンのアトラクションなどなど。

さらにオープニングセレモニーにはマライア・キャリーや
マーティン・スコセッシ、レオナルド・ディカプリオが参加するなど
日本だと大ニュースになりそうなメンバーではないでしょうか

マカオ、映画がテーマの新IR「スタジオシティ」開幕=ノンゲーミング要素充実_(マカオ新聞)_-_Yahoo_ニュース

先ほども触れましたが、
世界初の8の字型観覧車「ゴールデン・リール」、
バットマンのアトラクション「バットマン・ダーク・フライト」、
マジックアトラクション「ザ・ハウス・オブ・マジック」
など、これまでマカオのカジノが得意としていた
中国人富裕層向けのカジノの充実ではなく、
ファミリーで訪れても楽しめるアトラクションの充実がはかられています。

それにも関わらず、スタジオシティーの開業(10月28日)を伝えたのは今の所3紙のみ。

マカオのカジノの注目度が下がっていることが暗に伝わってきます。

マカオのカジノは中国人富裕層の支出で持ってきました。

しかしながら、
今やマカオは中国中央政府の贅沢禁止令などで、
外貨獲得のためにカジノだけではなく、
他分野からの収益構造の確率を求められています。

これまでカジノだけで支えてきたマカオ政府としては
非常に厳しい選択を強いられています。

日本国もカジノを建設しようとしていますが、
あくまで外貨獲得のための手段の一つでしかありません。
カジノ偏重にならないように、
カジノに頼りすぎる、期待しすぎる政策は避けて欲しいと思います。

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参考記事:マカオに複合リゾート施設「スタジオシティー」オープン(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151028-00010013-afpbbnewsv-int、AFPBB News);マカオ、映画がテーマの新IR「スタジオシティ」開幕=ノンゲーミング要素充実(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151028-00010000-macau-cn、マカオ新聞);バットマン、ゴッサム・シティより閑古鳥鳴くマカオを救ってほしい(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151028-00000069-bloom_st-bus_all、Bloomberg)

秋の臨時国会、もちろん目玉はカジノ法案の審議。

【今週の展望】次の上昇期に備える値固めの時期ではないか_(エコノミックニュース)_-_Yahoo_ニュース

安倍内閣にとって10月は国会対策の月とされているようです。

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秋の臨時国会ではカジノ法案の継続審議が確定している中、どこまで具体的に法案の内容を吟味できるかが重要となってきます。ベストは国産企業のみでのカジノ運営、次に日本の銀行から外資企業への貸し付けによる外資企業と協業する形、最悪のケースが外資のみが潤うカジノ形態です。

安倍首相は流石にそこまで考えているでしょうが、どこまで具体的な中身を作り込めるかが焦点となってきます。国産企業では韓国カジノ運営会社との業務提携を行う業者が出てきていたり、と日本の企業だけでもカジノ運営に挑戦する土台作りは進んでいます。是非日本の企業が中心となってカジノ開発が進んでいくことを期待したいと思います。

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