マカオ当局がカジノ債務者リストを公開しているサイト運営者を起訴したそうです。

そもそもの問題は債務者リストの存在。なぜこれが作れてしまったか？

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というところです。その理由はカジノ側からの情報漏洩でしょう。カジノ側からの情報漏洩を最も嫌うのは誰でしょう？

他でもないマカオ政府です。

カジノの情報機密度が低いとなると、顧客の足がつきます。となると顧客は来なくなります。特にマネーロンダリングを行っている人間や、中国本土から来ている人間は確実に来なくなります。

もちろん個人情報の取り扱いに関しては国々によって異なることでしょう。日本なら犯罪を犯した人間に対して、警察が動きます。もちろんマカオでも同じでしょうが「カジノの顧客リスト」だったため「個人情報」を建前に即起訴に踏み切ったのではないかと思います。

このニュースは中国全土の富裕層がキャッチしていることでしょう。

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記事参考元：http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150401-00010002-macau-cn

日本企業が海外企業に比べて明らかに劣っている点があります。

それはセキュリティに関する危機管理能力です。今回はセガがターゲットとなり不正アクセスされたようですが、日本の企業は不正アクセスに対する対処を十分行っていると言えるのでしょうか？一概にはひとくくりに言えない事はわかっていますが、未だに海外の劣化コピー的なマーケティングを行っている企業がほとんどなのを見ると、私は不安を覚えます。

これから更にネット上での公共的な情報が価値を失うとともに、個人的な情報が価値を持ってきます。近い将来お金をじゃらじゃらさせる必要もなくなるでしょうし、その場合って個人IDやパスワードの漏洩は致命的なわけです。

今回のように、危機に直面してから対処するのではなく、個人情報の価値をもう一度見直し、より一層のセキュリティをもってサイト運営に取り組んでもらいたいものです。

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