サッカー日本代表選手発表は5月12日午後2時から

日本代表選手の発表は5/12午後2時からだそうです。けが人が多い中どのような選手選出がされるのか?サプライズはあるのか?個人的には佐藤寿人選手のサプライズが欲しいです!



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有力候補についてはサンケイスポーツがなかなか詳しい予想を書いていたので転載しておきます。

【W杯日本代表 残り5枠?にひしめく有力候補】

国際サッカー連盟(FIFA)のワールドカップ2014ブラジル大会の日本代表23人が、いよいよ発表される。発表の記者会見は12日午後2時から。アルベルト・ザッケローニ監督は、どんなチームで決戦の地ブラジルに臨もうとするのだろうか。

■6月2日までに23人を最終登録

最初にスケジュールを見ておきたい。大会規約によれば、出場国は5月13日までに最多で30人の「リリース・リスト」をFIFAに提出しなければならない。

「リリース」とは、クラブの試合からの免除を意味する。このリストに載せられた30人までの選手がクラブの試合に出場できるのは5月18日まで。ただし、欧州サッカー連盟(UEFA)のチャンピオンズリーグ決勝戦(24日、リスボン)に出場する選手は例外となる。

ワールドカップ出場国は、この30人の選手に19日から25日までの1週間を「試合なし」の期間とし、その後26日から、すなわち大会開幕の2週間半前からを親善試合を含めた大会準備期間としている。

そして6月2日までに30人のリリース・リストの中から23人の最終登録メンバーを決め、FIFAに提出する。23人のうち3人はGKでなければならない。

ただし、この23人の最終登録メンバーから故障者が出た場合には、FIFAのメディカルコミティーの許可を得て、各チームの最初の試合のキックオフ時刻の24時間前までなら、他の選手と入れ替えることができる。この入れ替えの選手は、30人のリリース・リストに入っている必要はない。

■初戦の1週間前にブラジル入り

さて12日に発表される日本代表23人は、21日に鹿児島県内に集合し、国内合宿をスタートする。25日には東京に移動して代々木体育館での「壮行会」に出席し、26日から埼玉県内で合宿、27日には壮行試合となるキプロス代表との親善試合(午後7時半、埼玉スタジアム)に臨む。

そして29日に成田空港を出発して時差調整と暑熱対策を兼ねる米国合宿(フロリダ州)に向かう。フロリダでは6月2日にコスタリカ代表と、そして6日にはザンビア代表と対戦する。

そして7日にいよいよブラジルに入る。コートジボワールとの日本の大会初戦は1週間後の14日(日本時間15日午前10時)だ。

昨年11月にベルギー国内で2試合を戦った日本代表。オランダと2―2で引き分け、ベルギーに3―2で勝って自信を深めたが、今年に入って心配されることが次々と起きている。

■けが人相次ぎ、主力が活躍できず

キャプテンで不動のボランチであるMF長谷部誠(ニュルンベルク)が、右膝半月板損傷で今年は全く試合をしていない。クラブでは練習を始めているというが、どこまでコンディションが戻るか、微妙なところにある。

右サイドバックのDF内田篤人(シャルケ)も2月に右太もも裏に肉離れを起こして以降、出場はない。センターバックのDF吉田麻也(サウサンプトン)は3月下旬に左膝の靱帯を痛め、まだ復帰していない。

負傷だけではない。MF本田圭佑は今年移籍したACミランで試合に出場しているもののチームにフィットせず、苦しい時間を過ごしている。4月には左足首の捻挫で欠場もあった。

MF香川真司(マンチェスター・ユナイテッド)は今季前半より状況は改善されたが、不調のマンUにあって今季無得点。まだ笑顔は見られない。MF清武弘嗣(ニュルンベルク)もチームが1部残留争いにあり、1シーズン目のような活躍はできていない。

欧州でプレーしている攻撃陣で唯一好調を保っているのがFW岡崎慎司(マインツ)。日本人選手としての欧州でのシーズン最多得点(14点)を記録し、ドイツ・ブンデスリーガのスターの一人となっている。

■監督の信頼得ている18人は不動か

だが好不調はあるとはいえ、これまで3年半にわたってザッケローニ監督の信頼を得てきた主力選手が、やはりブラジルで中心的なメンバーになるだろう。故障の3人も、ワールドカップ時にプレーできる状態であれば、メンバーに加えられるだろう。

そう考えると、23人のうち18人ほどは固まっているとみてよい。

GKは川島永嗣(スタンダール)を軸に、西川周作(浦和)と権田修一(FC東京)の3人。DFのサイドバックは内田、長友佑都(インテル・ミラノ)、酒井宏樹(ハノーバー)、酒井高徳(シュツットガルト)の4人。センターバックは今野泰幸(G大阪)、吉田、森重真人(FC東京)。

MFはボランチとして長谷部、遠藤保仁(G大阪)、山口蛍(C大阪)。攻撃的MFには本田、香川、岡崎、清武。そしてワントップはFW柿谷曜一朗(C大阪)。

残り5人の枠は、センターバック1人、ボランチ1人、攻撃的MF2人、そしてワントップ1人あたりだろうか。

■ボランチ柴崎を大抜てきの可能性

センターバックで、ザッケローニ監督の下で経験が豊富なのは栗原勇蔵(横浜M)や伊野波雅彦(磐田)だが、栗原は昨年の秋から呼ばれていない。伊野波は呼ばれてはいるがほとんど出場機会がない。Jリーグやアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)で好プレーを見せている塩谷司(広島=スピードがあり、攻撃力を持っている)や山下達也(C大阪=ヘディングが強い)にチャンスがあるかもしれない。

ボランチでは、ザッケローニ監督の下、一貫して選出されながら長谷部と遠藤の陰に隠れていた細貝萌(ヘルタ)、あるいは広島の攻撃をリードする青山敏弘が有力。しかしJリーグで絶好調の鹿島の攻守をリードする21歳(ワールドカップ時には22歳)の柴崎岳は、次期日本代表では間違いなく中心になる選手であり、現時点でも十分力はある。大抜てきの可能性もある。

候補が目白押しなのが、攻撃的MFとワントップ(FW)だ。攻撃的MFでは、タイプは違うがドリブル突破の力を誇る斎藤学(横浜M)と原口元気(浦和)がいる。昨年の時点では原口は選外だったが、今季の浦和での活躍には目を見張るものがあり、選出の可能性はある。

■代えることができない存在の岡崎

ザッケローニ監督にとって、「代えることができない存在」がいるとしたら、本田でも香川でもなく、岡崎ではないか。パスをつなぎ、攻めをつくる選手が多い日本の攻撃陣のなかで、右サイドのワイドなポジションからゴールに向かって走り、パスを受けてシュートを放つ岡崎は「勝負を決める選手」だからだ。

斎藤も原口も得点力はあるが、岡崎の代わりにはならない。現在の候補では工藤壮人(柏)が最も近いタイプで、Jリーグでも奮闘している。同じ柏では、昨年は精彩を欠いていたFW田中順也が今季絶好調。左足の天才的なシュートが「サプライズ選出」の決め手になるかもしれない。

トップ下のポジションでは、ベテランの中村憲剛(川崎)が今季好調だ。昨年6月のコンフェデレーションズカップを最後に招集されていないが、この時点で選ばれてもワールドカップで十分活躍できるだろう。

■南アで活躍の大久保、連続選出も

柿谷が軸となるとみられるワントップでは、ブンデスリーガ2部の1860ミュンヘンで活躍する大迫勇也が有力。4月の日本代表合宿では、豊田陽平(鳥栖)と川又堅碁(新潟)が激しく競り合い、ともにJリーグでも好調を保っているが、10年南アフリカ大会で活躍した大久保嘉人(川崎)の選出も十分ありうる。

大久保がザッケローニ監督の下でプレーしたのはただ1試合。12年2月、「国内組」だけでプレーしたアイスランド戦だ。だが前半45分間だけで退いている。

しかし昨年神戸から川崎に移籍し、それまでもてあましていた才能が完全に開花した。最前線で相手DFの厳しいマークを受けながら乱れないボールコントロールは、柿谷に勝るとも劣らない。大久保を入れることで、ペナルティーエリア内での日本のプレーはさらに危険性を増すはずだ。香川あるいは本田がプレーできないとき、ワントップに大久保を入れ、柿谷を左サイドに回すという方法も考えられる。

■長き戦い、チームまとめ役不可欠

最初に紹介したように、12日に発表された選手は21日から合宿に入る。27日にキプロスと試合をした後に1日だけ帰宅を許されるが、29日には米国への出発となる。ワールドカップのグループリーグは、6月14日にコートジボワール戦、19日にギリシャ戦、そして24日にコロンビア戦。仮にそこで終わったとしても、1カ月以上を一緒に過ごすことになる。決勝(7月13日)までとなれば、50日間を超す。

そして当然、試合に出ている者と、なかなか出場機会が与えられない者に分かれる。そのなかでチームとしてまとまりを保ち、高いモラルを持った集団としてトレーニングや試合に臨み続けるのは、至難の業と言ってよい。ワールドカップのチームづくりが、単なるポジションごとの選出や、「実力順」でないのはそのためだ。

試合に出られない選手がモチベーションを落とさず、チームと一緒に戦い続けられる集団。そうした集団をつくるためには、一人ひとりの選手の責任感と本物のプロフェッショナリズムが必要となる。そしてチームの先頭に立ってそうしたものを引き出す選手も不可欠だ。

日本代表が好成績を収めた過去のワールドカップには、そうした役割を積極的に果たした選手たちがいた。02年日韓大会でのFW中山雅史とDF秋田豊、そして10年南ア大会でのGK川口能活らだ。

■キャプテン役、長谷部にしかできず

今回も、その役割を誰かが果たさなければならない。私が注目しているのは長谷部の動向だ。半月板を損傷し、2度にわたって手術を受け、ワールドカップ前に半年間も実戦の機会がなかった。戦力面だけ見れば、今大会で長谷部がチームの力になるのは難しいかもしれない。

しかし現在の日本代表のキャラクターは、長谷部のキャラクターそのものと言ってよい。これまでどんな試合でも真剣に取り組み、全力を出し尽くす試合ができてきたのは、南ア大会で岡田武史監督が作り上げたスピリットを長谷部が見事に引き継いだ結果にほかならない。

今回、長谷部らしいプレーを見せられないとしても、長谷部はキャプテンとして23人のメンバーに選ばれるべきだと思う。長谷部がいれば、1カ月間でも50日間でも、チームは高いモラルを保つことができるだろう。それは長谷部にしかできない仕事だ。そして、日本が上位に進出するために不可欠な要素なのだ。

【2014年5月8日 サンケイスポーツ】



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