石垣島と言えば一度は行ってみたい観光地ですが、

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台湾人にとってはそういった認識はなかったようです。と言うのも台湾ではカジノが規制されているため、カジノ目的に豪華客船に乗って旅行する富裕層がいるようです。

彼らにとって旅行の目的は行き先ではなく船上のカジノ。カジノを船上で行うためには台湾から他国に寄港しなければいけないというルールがあるため、最寄りの寄港先ということで石垣島の港が利用されていたそうです。当時は石垣島に寄港しても船外に出る旅行客はいなかったんだそうです。

石垣島の自治体などの取り組みにより、今では寄港した船から観光目的で石垣島を訪れる人もいるようになってきたようですが、すごい違和感を感じます。

カジノのために豪華客船に乗る様な富裕層には海で囲まれた台湾に住む人間にとって石垣島に魅力を感じなかったのでしょう。今でこそ島内を周遊するなど、石垣島を観光所として捉えるお客さんも増えてきたようで本当に良かったと思います。

石垣島が単なる寄港先って日本人からすると悲しすぎますよね…

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記事参考元：http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20141117-00000002-voice-pol

「アジアの主要市場では、中央政府がカジノ施設の総量を適正にコントロールしています。日本も中央政府がカジノ施設数を厳格にコントロールする方向です。日本は島国であり(国際競争の影響を受けにくい)、自国民の市場が大きいため、総量コントロールが有効に機能する見通しです。」

と記事にありますが、「総量コントロール」の重要性をここでは述べたいと思います。

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総量コントロールとは、政府がカジノの数を規制して過当競争に陥らないようにすることです。これによってカジノの乱立を防ぐことができると同時に、収益予想が立てやすいというメリットが生まれます。

カジノと言えばアメリカというイメージが強いと思いますが、他国のカジノと比較すると、アメリカのカジノ市場はカジノの乱立によって過当競争に陥っているという現実があります。

各国の「個人金融資産量/カジノ施設数」、すなわち「カジノ一施設当たり平均の個人金融資産量」(純金融資産100万ドル以上を有する富裕層を対象)をみると、米国は「1180兆円/930施設=約1兆円強」です。一方、マカオは「400兆円/35施設=約11兆円」、シンガポールでは「100兆円/2施設=約50兆円」です。米国は個人金融資産量こそ大きいものの、過当競争の結果、施設数が多すぎて、一施設当たりの市場規模が希薄化しているのです。

価格競争に陥ってしまっているのがアメリカのカジノ事情のようです。

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