韓国企業パラダイスグループが日本のゲーム企業セガサミーと提携し、仁川（インチョン）空港周辺に統合リゾート施設を建設する計画を持っているようです。

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既に韓国内にはカジノが併設されたホテルがありますが、今回建設予定の統合型リゾート施設はあくまで「カジノビジネスを中核に据えた」リゾート施設作りだと強調されています。

韓国と言えば、中国人観光客に好まれ、カジノでも莫大なお金を利用していくことが知られています。

今回のカジノビジネスを中心とした統合リゾート施設作りには期待はありますが、不安な面もあります。

まず、仁川空港がハブ空港としての地位を下げていること。これには日本の羽田空港のハブ空港化戦略や仁川空港自体が成長戦略を描いてこなかったことが原因としてあげられます。

また、中国ではマネーロンダリングの規制の動きが強くなっています。これまで黙認されてきたマネーロンダリングに関して、中国人は今まで以上に敏感になることでしょう。事実、マカオでは中国人観光客の客足が遠のき、減益となっています。

仁川空港に韓国にこれまでなかった形のリゾート施設を作るという試みは評価できますが、あまり時間をかけすぎると、時期を逃すかもしれません。

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韓国が世界に誇るハブ空港、仁川（インチョン）空港のトランジット客が急減しているようです。

ハブ空港とは「ハブ」の名がさす通り、乗り換えに利用される空港です。目的地への乗り換えに利用する空港と言った方が分かりやすいかもしれませんね。

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ハブ空港の存在は国にとっても大事な存在です。なぜならハブ空港として機能するだけで滑走路使用料を取ることができ、金額の大きい財源となるからです。その仁川空港のトランジット客が減少している背景には日本の対策として羽田空港のハブ化の推進など、韓国の周辺諸国のハブ空港への対策が進んできたことが見受けられます。

これに対して韓国政府としては仁川空港周辺の施設の充実化のためにIR施設（もちろんカジノを含む）などの建設をすすめるべきだという意見などもあがっているようですが、対応が後手に回ってしまっています。

日本は羽田空港のハブ化に対して十分に手を尽くし、機能化させることに手を尽くし続けるべきです。日本国内を見ても格安航空などの参入もあり、日本国内の観光の充実、観光客の増加も見込めます。決して他国の問題ではなく自国のチャンスだと見てどんどんと政策を進めて行って欲しいと思います。

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