ギャンブル依存症対策は他人事か??
- 2015/11/24
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- ギャンブル依存症対策, ギャンブル依存症者
マカオのカジノへの入場禁止申請が700件という記事がでています。
人口64万人のマカオで700人が入場禁止対象になっていると
考えると多いのでしょうか、少ないのでしょうか?
人口の約0.1%が入場禁止となっていると考えると
健全な数字とも捉えることができます。
ギャンブル依存症対策がうまく機能していると言えます。
しかしながら実際のところ申請が行われていないだけで
実際にはギャンブル依存症者が多数いるといった見方もできます。
そういった意味で記事のタイトルに
「わずか700件」という言葉が入っているのでしょう。
重要なことはギャンブル依存症者への受け皿を作ることと、
ギャンブル依存症対策を進めることです。
日本でも同様のことが言えるでしょう。
日本には既にパチンコ、競馬、競輪、ボートなど
多数の賭博が存在します。
これらのギャンブルに対してギャンブル依存症者が出ないように、
ギャンブル依存症対策を行っていくこと、
ギャンブル依存症者に対して受け皿を作っていくことが必要でしょう。
マカオでもギャンブル依存症という問題に対して
目を背けられている実情が見えます。
日本も同様にギャンブル依存症に目を背けるのではなく、
正面から取り組む必要があるのではないでしょうか?
マカオではギャンブル依存症者に対応する
カウンセラーを増やす計画を進めるようです。
国民の多くが日本の現在のギャンブル依存症対策に対して
十分だという認識は持っていないことでしょう。
参考記事:マカオ、カジノ入場禁止申請わずか700件=当局は依存症対策へ啓蒙活動強化、カウンセラー大幅増員の意向(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151109-00010001-macau-cn、マカオ新聞)