チャイナマネーによる土地の買いあさりは日本だけの問題ではない。
ベトナム第3の都市「ダナン」では
チャイナタウン化が懸念されているようです。
というのもベトナムでは土地取得を基本的には
ベトナム人にしか認めていないにも関わらず、
ベトナム人やベトナム企業をパートナーとして土地を購入しているようです。
中国人が。
日本でも以前より問題視されてきた中国人による、
日本の不動産の買い占めが円安によってまた問題視されています。
日本人が自国の領土を中国人に買われることを疑問視するのと同じように、
ベトナム人も国民感情としては同じ気持ちがあるでしょう。
やはり自国の領土を他国民に買われていくことは、
聞いていて気持ちが良い話ではありません。
日本では外国人による土地取得基準が整備されていないせいか、
国の資源とも言える山や水源のような土地まで買われ、
東京のマンションや不動産を物色しに来る中国人もいると聞きます。
外国人が日本の領土を購入するにあたっては、
日本の法律での整備を進めて、
ある一定のハードルを設けてもらいたいものです。
ベトナムにはさらに事態を深刻化させる事案があります。
それは南シナ海の領土問題です。
近頃ニュースでも頻繁に取り上げられますが、
中国は南シナ海に埋立地を建造し、
領土を作り、領土権を主張しようとしているように見えます。
今回記事になっているダナンは最も南シナ海に近い都市であることから、
軍事的な脅威も感じているようです。
さらにダナンのカジノ兼リゾート施設周辺には、
中国語表記の看板が多数あるとのことですから、
余計にダナン住民は見過ごしている場合ではないと
危機感を募らせていることでしょう。
中国がどこまで南シナ海に埋立地を作り、
基地化させていくか、
進行度合いによっては南シナ海をめぐって大きな争いになる恐れがあります。
参考記事:土地購入に「赤い帝国」の影 ベトナム第3の都市がチャイナタウン化…(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151030-00000005-ykf-int、夕刊フジ)