中華人民共和国マカオ行政特別区

マカオ

※マカオ行政特別区の面積は29.5 km²
※東京都の面積は2,188 km²

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カジノから大衆リゾートAFP時事

マカオ特別行政区が大きく舵をきろうとしています。

記事中でも紹介されていますが、
全ては「中国」の影響であり、
中国のコントロールのもとで
こういった”路線変更”を「求められ」ています。

マカオにとって大きな税収源である「カジノ」のあり方を見つめ直し、
「大衆リゾート」へと転換させるとのことです。

「大衆」という言葉は、
マカオのカジノがターゲットとしてきた、
「富裕層」と全く異なるターゲットを指します。

大衆向けとは、
マカオにおいてはカジノを含むIR施設の充実化という意味です。

マカオが現在見ているのはラスベガスの姿でしょう。

かつての「カジノ」の象徴だった「ラスベガス」の街は、
カジノだけでなく様々なショーや舞台が行われています。

売上げ額としては既に、
2006年にラスベガスのカジノの売上を
マカオのカジノの売上が上回っています。

そして現在の「カジノ」の象徴は「マカオ」です。

マカオIR施設ノンゲーミング売上伸び顕著

あくまで、
マカオにおいて、
大衆リゾートとは現在では主にカジノに併設されたカジノでない部分、
ノンゲーミング部門にあたります。

地場にある観光業などは売り上げが比にならないでしょうから、
ここではノンゲーミング部門に絞って話を進めます。

上記の画像のタイトルは以下の通りです。

「マカオIR施設、ノンゲーミング売上の伸び顕著、カジノ売上成長率の10倍に」

ノンゲーミング部門の売上成長率は、
カジノ部門の売上成長率の10倍だそうです。

数字を見てみましょう。

2014年のデータを見ると、
ノンゲーミング部門の売上は、8,787億円
ゲーミング(カジノ)部門の売上は、5兆4,700億円

「2015年度も成長率が2014年度と同じように推移する」
として試算してみます。

マカオのカジノライセンスを保有する6社のカジノ売上が660%増だったのに対し、ノンゲーミング売上は実に6400%増の26億米ドル(日本円換算:約3229億円)に達したという。

ある記事から引用してきた数字ですが、
ノンゲーミング部門が6400%増となると、5兆6千億円となります。
ゲーミング部門が660%増となると、36兆1千億円となります。

この数字に非現実的な印象を感じるのは私だけでしょうか?

成長が止まって当然であり、
ゲーミングからノンゲーミングへという近視眼的な舵取りではなく、

ゲーミングという船を従来と同じように大切にしながら
ノンゲーミングという新しい船を出す形で
政策の舵を取るという見方が必要だと私は思います。

ちなみに観光客数を見ると、
2000年に800万人、
2005年に1900万人、
2014年は3150万人とされています。

観光客数は2005年から比べても2倍に届きません。

にも関わらず、
ノンゲーミング部門・ゲーミング部門の増加率は
前年度比数倍とアンバランスさを表しています。

成長の限界が見えていて当然でしょう。

と感じます。

米カジノ大手ウィンリゾーツ会長マカオの新IR開業時期予定通り16年3月末

こういった状況の中、
アメリカのカジノ大手企業ウィンリゾーツは
新規IR施設「ウィンパレス」を予定通り
2016年3月に開業することを明言しています。

「カジノを運営する企業」という視点から見たとき、
現在マカオ政府により進められているカジノの健全化、
マカオ政府のクリーンアップは非常にメリットとなることでしょう。

リスクが少なくなるからです。

マカオのカジノ全面禁煙化

例えばの例として、
マカオ政府はカジノの全面禁煙化を目指しています。

全面禁煙化によって、
カジノ運営企業、従業員は大きな恩恵を受けることになります。

一番大きいことが、
労働環境の安全性が向上すること。

しかも政府がやってくれます。

従業員にとって非常に嬉しいニュースでしょう。

もちろんですが、
「カジノを運営する企業」にとっても嬉しいニュースです。

こういった政策がどんどん行われていっているわけです。

これはマカオにとっても、
マカオで会社を営む人にとっても、
マカオで労働している人にとっても望ましい姿であり、
より美しい姿であるということができるでしょう。

マカオにとって、カジノは屋台骨ともいえる産業となっている。マカオ政府の歳入に占めるカジノ税収の割合は昨年実績で約8割、仲介人(=いわゆる「ジャンケット」)及び仲介人パートナーを含むマカオのカジノ業従事者数はおよそ8万人程度いるとみられ、マカオの人口64万人の8分の1、就業人口40万人の5分の1を占める。

しかしながら、
良く就業人口などを引き合いに出し、
禁煙化は望ましくないと言う人間がいます。

マカオを潰すことに繋がり、
近視眼的には経済が悪化し、
労働環境どころか生活の保証がされなくなるではないか!
という意見です。

しかしそれは、
実は自己利益しか追求していない結果とも受け取れます。

その先には「マカオ」という「国」の健全化が確実にあります。

だってそうですよね?

タバコは有害な物質が含まれているため、
言ってみれば毒です。

毒を排除しようとしているだけです。

マカオ警察カジノ周辺で浄化作戦展開89人拘束闇金違法融資活動従事

マカオはタバコに関してのみならず、
これまで違法滞在者の摘発や、
違法売春組織の摘発、
違法貸金業者の摘発を進めてきています。

つい先日も違法融資活動を行っていた人間が
89人拘束されたという報道がありました。

日本で言うところの闇金が、
アクドイ手法で金を貸しているから綺麗にしたいわけです。

そして実際にマカオ政府は今、
それを行っています。

そして、
これらは確実にマカオを健全にします。

住みやすくします。

観光国として魅力的になります。

しかし、
ここまでは理想論に近いと言われるかもしれません。

急速に進めすぎているので、
正直私も外からの圧力を始めは強く感じました。

ですが、
まぁ国の将来を考えたときに当然のことなんです。

日本も理想を言えば全国禁煙にしてしまえばいいでしょう。

それができないのは、
吸いたい人たちの方が力を持っているからであり、
嗜好品を取り上げすぎると、
国民が強く抵抗する恐れがあるからです。

他の事例もそうです。

変化を伴う政策を実行できないのは、
力を持っている人の顔色を伺っているからです。

理想を追求し、
理想を現実のものへと変えようと努力しているマカオですが、
その数字を見てみるとまた違った解釈が必要となります。

マカオカジノ収入2015年5月前年同月比37_1%減

現在マカオのカジノは衰退期に入っています。

一つのサイクルを終えています。

マカオのカジノ収入に注目すると、
前年同月比で12ヶ月連続で2ケタ台の減少となっています。

私の個人的な主張としては、
衰退期に入っているビジネス構造なので
当然売上は減少していくことだと思います。

しかしながら、
30%や50%といった大幅な減少はないでしょう。

前年同月比の数字でこれまで論じられてきていますから、
12ヶ月が過ぎた13ヶ月目から、
どれくらいの売上減少率にとどまれるか?
が重要だと私は思います。

幸運にもマカオは市場環境に恵まれています。

マカオ

1999年12月10日にポルトガルから中国へと「返還」され、
2002年には外貨獲得を目的にカジノの運営権を国外の事業者に解放しました。

それをきっかけに、
香港資本である「ギャラクシー・エンターテイメント」、
アメリカの「ウィン・リゾーツ」といった国外の企業からの外貨獲得を行ってきています。

2002年までは現在マカオのカジノ王と呼ばれる、
スタンレー・ホー氏が実権を握る、
Sociedade de Turismo e Diversões de Macau,S.A.
(STDM/澳門旅遊娯楽股份有限公司)
がマカオのカジノ市場を独占してきました。

現在ではSJMグループといった新しい会社を作って、
より自分の色を反映させています。

さらに踏み込んで言うと、
マカオでは2009年には共産党批判を禁じることを内容とする、
「国家安全法」が施行され香港の民主化活動家らの入境を拒否しています。

要約すると、
1999年に中華民主主義人民共和國の特別行政区となり、
2002年に外貨獲得に向けて体外政策を取り、
2009年にマカオの制度を厳格化、
そして6年後の2015年度現在。

2015年度から2016年度に、
マカオのカジノ市場に新しいIR施設が続々とオープンします。

マカオが「大衆リゾート」へと転換をはかる時に、
新しい成長曲線を描けるようになっています。

その裏側では、
訪マカオ観光客数が、
2000年に800万人、
2005年に1900万人、
2014年は3150万人
と着実に増加してきました。

前年割れ続くマカオのカジノ売上2015年度下半期にもリバウンド

記事にある「下半期にリバウンド」は、
きちんと検討された上での発言だと私は思います。

現在の市場環境、そして歴史、数字、絡んでいる世界地図を認識した上で、
実現可能な宣言だと私は感じます。

マカオカジノ市場シェア

マカオのカジノ市場も確実に変わってきています。

世界が何を求めているか?

富裕層が何を求めているか?

数字的に分かりやすいのがカジノ市場であり、
マカオの数字です。

世界の縮図とも言えるマカオのカジノ市場。

今後、
何が求められ、
何が消えていくのか?

歴史を学ぶ素敵な機会だと私は感謝しています。

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参考記事:カジノの街から大衆リゾートへ、賭博収益減少でマカオが路線変更(http://afi8.com/2012/12/17/7987/,AFP);マカオIR施設、ノンゲーミング売上の伸び顕著、カジノ売上成長率の10倍に(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150601-00010000-macau-cn,マカオ新聞);米カジノ大手ウィンリゾーツ会長、マカオの新IR開業時期予定通り=16年3月末(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150602-00010000-macau-cn,マカオ新聞);マカオのカジノ全面禁煙化案、経済への影響有無で賛否分かれる(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150608-00010000-macau-cn,マカオ新聞);マカオ警察、カジノ周辺で浄化作戦展開=89人拘束、違法融資活動従事の疑い(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150610-00010001-macau-cn,マカオ新聞);【香港】マカオカジノ収入、5月は37.1%減(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150602-00000002-nna_kyodo-cn,NNA);前年割れ続くマカオのカジノ売上「下半期にもリバウンド」=大手IR運営企業幹部が見通し(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150604-00010000-macau-cn,マカオ新聞);マカオの企業別カジノ売上シェア、米国系サンズチャイナが2ヶ月連続首位=5月(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150603-00010002-macau-cn,マカオ新聞)

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