「パチンコに飛び火」は真実を表す言葉か？

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テレビ朝日で報道されている
ビートたけしのTVタックルにて、
カジノ特集が組まれたようです。

パチンコ屋に「飛び火」したとのことですが、
カジノ解禁により危惧されていることとして
「犯罪者及び自殺者の増加、ギャンブル依存症などデメリット」
が挙げられています。

パチンコでほったらかしてきた問題が
数字となって見えているにも関わらず、
これらの問題に対処して来れなかったから、
カジノに関しても何の根拠もなく
反対する人間がいるわけです。

パチンコとカジノは全くの別物です。
同じテーブルで解釈してしまう人間が反対派には多くいます。

パチンコは警察的には換金行為のない「遊戯・娯楽」であり、
カジノは「ギャンブル」です。

どれほど矛盾を孕んだ構造なのか。

さて、
番組内では
「賛成か？」「反対か？」
という対立構造が建てられ議論が進められたようです。

そもそもカジノはビジネスモデルの一つであり、
資本主義経済の中でこういった議論は
非常にセンスがない議論でしょう。

国民への認知を広めていくということと、
パチンコの「狂ってる感」を国民に示したかったのでしょうか。

２１歳って選択した人は何をもって２１歳と言ったのでしょう。

あと、
入場料ですが１万円くらいが世論の感覚のようです。

入場料を設定するのはギャンブル依存症者を生まないためです。

１万円と言わず、５万円くらいにして、
入場のハードルを上げるべきでしょう。

中途半端な入場料金の設定は無責任です。

私は強く言い続けていますが、
カジノを作らないなら日本は鎖国に向かうでしょうし、
カジノを作るなら日本人に関して、
日本国内のカジノへの入場を禁止すればいいわけです。

日本のカジノモデルはシンガポールのカジノモデルに学ぶと言っています。
シンガポールのカジノと同じように入場規制を設定するのは当然のことでしょう。

でも、
「いっそのこと入場禁止にしてしまえばいい」
と思いませんか？

私は至って現実的な路線だと思いますが。

そうすれば、
反対派と議論が進むでしょうし、
既存の「娯楽・遊戯」とされるパチンコが
醜態をさらさずには得なくなるでしょう。

こういったメディアの動きは、
もちろんカジノ法案の動きと無関係ではありません。

超党派のカジノ議連は、
２０１５年今国会会期中での法案提出・成立を目指しています。

過去の流れを見てやっと「成立」を
ゴールに見据えるようになったのではないでしょうか？

安倍内閣にとっても今がチャンスです。

なぜなら、
経済面で大企業が文句を言わない状況にあり、
世論は自民党偏重の流れを見せています。

カジノ建設候補地である横浜・大阪には
現在カジノ推進派のトップがいます。

大阪では「カジノけしからん」と言う
都構想とは全く関係ないところまで
住民投票の内容がぐちゃぐちゃにされていました。

都構想は行政をどうするか？の議論だったわけです。

しかしながら、
橋下大阪市長主導の下、
カジノ建設が進められていたとして、
粛々とカジノを作っていくのは時の与党です。

現に、
大阪都構想なるものは反対されましたが、
特別区の設置に関して自民党と公明党は、
規定路線のようにすんなりとイエスとしました。

住民になんの説明もなく。

これに関してはろくに府市民の
目にもあたらず進められていくはずです。

自民党がやりたいから。

あ、
だいぶ話が横道にそれましたが、
言いたいことはカジノを作るには、
今が絶好のタイミングです。

カジノがどうこう政府が１０年以上も議論している間にも
世界は刻一刻と変化を続けています。

民間企業に目を向けると、
セガサミークリエイションは
マカオのカジノにゲーム機第1号を納品し、
稼働させているようです。

シックボー・ボーナス・ジャックポット
（SICBO BONUS JACKPOT）というゲームで、
アメリカラスベガスサンズグループ、
サンズチャイナのフラッグシップカジノである
ヴェネチアンマカオで稼働しているようです。

嬉しいです。

日本メーカーが国外のルールにのっとり、
自社製品を作り実力を認めさせたわけです。

ちなみにですが、
「SICBO BONUS JACKPOT」は
セガサミーにとって１台目となるカジノ用ゲーム機です。

そしてシックボーとは「大小」のことで、
ルールがシンプルです。
かつ中国で人気のゲーム。

きちんと市場調査をし、
現地のお客にウケそうなものを作ったらウケたわけです。

情報多過でオーバースペックを追求している
日本市場ではこうも簡単にゲーム機は売れないことでしょう。

それを考えると、
日本のゲーム機器、
ゲーム制作会社は、
これからカジノという市場で世界で戦っていくことができるわけです。

セガサミークリエイションは２０１３年６月に会社が設立され、
２０１４年に５月のG2E2014で出品をしています。

２０１５年５月に開催されたG2E2015では、
時事通信とのインタビューが放送されていました。

認知の拡大とともに、
セガの看板であるソニックなどを組み合わせた
企業イメージの刷り込みが見事に進んで行っています。

ではでは、
日本の会社の将来は明るいのか？
と聞かれると全く異なる話です。

「日経平均株価は実体経済の成長率を反映したものでしょうか？」

少し疑問符を挟みたくなりませんか？

経済学者やアナリスト達が口をつぐんでいるのは何故でしょう？

もちろん彼らは発言が怖いんです。

彼らはそもそも無責任な存在です。

株が上がろうが下がろうが、
為替が上がろうが下がろうが、
さらに言えば、
日本経済の状態が健全か不健全か。

彼らは無責任に発言してきたわけです。

どちらにころんでも自身の生活に何の影響もないからです。

ただ、
私の解釈では今の日本経済は膨れ上がり過ぎているように見えます。

そして、
やっと学者やアナリスト達が
責任を感じ始めてきているのではないか？
と考えています。

というのも恨まれる可能性があるからです。

いかに「自己責任で」と言って発言しても発言が間違っていた場合には、
逆恨みされる程に人々の欲望が高まっているとも言えます。

皮肉なことにAI（人口知能）によってなくなる職業として、
銀行の融資担当者、カジノのディーラーが並列に挙げられています。

彼らに共通することというと、
無責任ということです。

つまり人の心が介在しないという意味において
AIに取って代わられると言われているわけです。

しかし、
私はこの主張に異論があります。

カジノディーラーは、
絶対就業人数が減ることがあっても、
ゼロにはならないでしょう。

だってそれなら、
お金を賭けることができる
ゲームセンターへと落ちぶれていくからです。

私はあくまでカジノにおいてテーブルに人を置くということ。

ディーラーの洗練されたカードの扱う様を
見せるところや気遣いに魅力があると思っています。

アナリストは自分のポートフォリオを
開示しながら話す責任が求められることでしょう。

無責任なアナリストは駆逐されていくわけです。

まるで自分の家族に進めない保険を、
家族に進めるような仕事をしているわけですから。

それが普通でしょう。

当然でしょう。

「無責任」という言葉の意味をそのままに、
見た目を変えると「雑」なんです。

クルーズブームの見立ても、
雑極まりないです。

団塊世代をターゲットにしているのでしょうが、
彼らにクルーズで楽しむなんて心の余裕の持ち方はあるでしょうか？

まとめますが、
すべてのことに関して清濁全て見て、
ひとつひとつ丁寧に議論し、
丁寧に客観視していくことが必要とされているわけです。

でないとガッンガン会社が潰れていきます。

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記事参考元：http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150602-00000003-reallive-ent（「ビートたけしのTVタックル」 カジノ特集で批難飛び火「パチ屋潰せよ」「パチンコのほうが害悪」、リアルライブ）、http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150521-00000085-reut-bus_all（カジノ法案、審議入りは6月末視野に＝ＩＲ議連、ロイター）、http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150602-00010001-macau-cn（セガサミーのカジノマシン第1号機、マカオの大型IR施設に初設置、マカオ新聞）、（http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150602-00000041-nksports-ent（セガサミークリエイション　マカオで1号機デビュー、日刊スポーツ）、http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20150528-00010001-bizbookm-nb（あと20年でなくなる仕事とは？、ビジネスブックマラソン）、http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150604-00000151-mycomj-ent（カジノの入場料はいくらが妥当か？ – カジノに対する意識調査発表、マイナビニュース）、