台湾の金門島を世界遺産登録へ!対岸には中国福建省のアモイ島の存在。
- 2015/01/04
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台湾で初の世界遺産登録への動きが活発化しているようです。
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世界遺産への登録を目指すのは台湾の金門島で、冷戦時代に要塞として利用されていたようです。冷戦終結後は開発規制が解けて、文化財保護の動きの方向ではなく経済発展の方向への舵取りを模索していたようです。さらに台湾は正解遺産条約に加盟していないため中国の協力が必要というハードルもあるようです。
世界遺産条約に加盟していない台湾からの申請には、中国当局の「協力」が必要とみられるが、県政府文化局の李錫隆局長は「金門は文化的にも中国に近い。自信はある」と話す。
金門島は高層ビルが並ぶ対岸の中国本土の福建省アモイと比較され何もないとされ、住民も文化財保護よりも経済発展の方向を目指して欲しい意向のようです。
これまで金門島ではカジノ誘致のために免税店や高級ホテルの建設などをすすめてきていたようですが、ここにきて大きな選択を迫られることとなりました。歴史的な文化財は壊してしまっては元に戻すことはできません。住民感情なども配慮した金門島の在り方を探ることが必要になると思いますが、台湾にとっての初の世界遺産登録ということも住民的には重しになることは間違いないでしょう。
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記事参考元:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150104-00000517-san-cn